機関誌『軍事史学』 (The Journal of Military History)
軍事史学会は発足以来、機関誌『軍事史学』(ISSN 0386-8877)を年4回発行して参りました。
機関誌は創刊から第3巻第4号通巻12号までの発行が甲陽書房(1965年5月から1968年2月)、第4巻第1号から第6巻第4号(1968年5月から1971年2月)までの発行が軍事研究社、第7巻第1号から第23巻第1号(1971年6月から1987年2月)までが発行所・並木書房、発売所・原書房と変遷しました。第23巻第2号(1987年10月)から出版社の錦正社に発行所が移っております。
本誌は学会会員のみに配布されますが、毎号若干部数が書泉グランデ、八重洲ブックセンター、ジュンク堂書店等で店頭売りされています。
また、各種オンライン書店を通じてのご購入や書籍扱いで発売元の錦正社に注文することも可能です。
編集方針
日本をはじめとする古今東西の軍事史を対象として、政治・外交・経済・思想・国際関係など幅広い視点から編集を行い、「論文」のみならず「書評」、「文献紹介」、「私家版情報コーナー」などを設けて、会員の研究上有益と思われる情報を提供するよう留意しています。
また、専門家や研究者の知的関心を満たすだけでなく、幅広い一般の読者層、特に次世代を担う若い読者の要望にあった啓蒙的で親しみやすい内容を心がけています。
さらに『第二次世界大戦』(全三巻)、『日中戦争の諸相』、『再考・満州事変』、『日露戦争』(全二巻)、『PKOの史的検証』、『日中戦争再論』や『第一次世界大戦とその影響』のような特集合併号の編集をめざしております。
記事の内容
「論文」
「研究ノート」
重要な史料を紹介する「史料紹介」
戦争体験者などによる「戦史史話」
軍事史に関する新刊書の「書評」・「文献紹介」
「軍事史関係史料館探訪」
「年次大会」、「定例研究会」、「国際軍事史学会」の概要報告
最近の特集号
「徴募をめぐる諸問題」(令和5年12月)
「感染症と軍隊」(令和5年9月)
「青年将校運動」(令和5年6月)
「軍事同盟と武力紛争」(令和5年3月)
「四境戦争」(令和4年12月)
「朝鮮半島をめぐる軍事史」(令和4年9月)
「軍事と産業」(令和4年6月)
「戦争博物館と戦争記憶のあり方」(令和4年3月)
「軍事とスポーツ」(令和3年12月)
「人材育成と士官教育」(令和3年9月)
「戦争と捕虜」(令和3年6月)
「一九二〇年代再考」(令和3年3月)
「維新の戦乱と江戸平定」(令和2年12月)
「十九世紀の内戦」(令和2年9月)
「敗戦と占領」(令和2年6月)
「戦争と銃後」(令和2年3月)
「ノモンハン事件八〇周年」(令和元年12月)
「プロパガンダとインテリジェンス」(令和元年9月)
「戦争指導」(令和元年6月)
「軍事と国際機構」(平成31年3月)
「戊辰戦争一五〇年」(平成30年12月)
「古代ローマ軍事史研究の最前線2」(平成30年9月)
「近代日本軍の形成と発展」(平成30年6月)
「戦争と福祉」(平成30年3月)
「抑留・復員・引揚」 (平成29年12月)
「日中戦争八〇周年」 (平成29年9月)
「戦争と文学考」 (平成29年6月)
「作戦と戦闘」(平成29年3月)
「西南戦争」(平成28年12月)
「近代における軍事交流」(平成28年9月)
「軍人とリーダーシップ」(平成28年6月)
「総力戦と冷戦―二〇世紀の戦争―」(平成28年3月)
「戦争と兵站」平成27年12月
「戦争と記憶」平成27年9月
「日本陸軍をめぐる諸問題」平成27年6月
「第一次世界大戦とその影響」平成27年3月
「新しい軍事史」平成26年9月
「軍事と司法」平成26年6月
「軍事と医療Ⅱ」平成26年3月
「軍事と医療Ⅰ」平成25年12月
「治安戦と反乱の諸相」平成25年9月
「沖縄をめぐる軍事史」平成25年6月
「近代軍事遺産と史跡」平成25年3月
「軍事をめぐる国際交流」平成24年12.月
「軍縮・軍備管理」平成24年9月
「災害と軍隊」平成24年
「諸外国の軍事史」平成24年
「慰霊と顕彰をめぐる諸問題」平成23年
「技術開発体制と兵器運用」平成23年
「転換期東アジアと日本海軍」平成23年
「兵器開発と生産」平成23年
「維新の戦乱」平成22年
「軍事と衛生」平成22年
「戦争史研究と日本近現代史研究をふりかえって」平成22年
「日中戦争をめぐる歴史認識」平成22年
「日中戦争の時代」平成21年
「日本海軍をめぐる諸問題」平成21年
「日本陸軍とアジア」平成21年
「日本のシー・パワー」平成21年
「戦争裁判」平成20年
「戦争と音楽」平成20年
「戦争と芸術」平成20年
「日中戦争再論」平成20年
「戦争とジェンダー2」平成19年
「PKOの史的検証」平成19年
「幕末維新軍制史」平成18年
「戦争とジェンダー」平成18年
「日露戦争(2)–戦いの諸相と遺産–」平成17年
「日露戦争(1)–国際的文脈–」平成16年
「自衛隊創設五〇周年」平成16年
「日本国土防衛史」平成15年
「元寇」平成15年
「幕末維新軍事史」平成14年
「再考・満州事変」平成13年
「古代ローマ軍事史研究の最前線」平成13年
「二〇世紀の戦争」平成13年
「安全保障と戦後構想」平成12年
「朝鮮戦争」平成12年
「戦争と経済」平成11年
「日本における内乱–古代から近代まで–」平成10年
「日中戦争の諸相」平成9年
「古代ギリシア軍事史研究の現段階」平成9年
「ノモンハン事件」平成9年