軍事史学会ホームページは学会会員に対して、学会活動の迅速な周知などの便宜をはかることを目的としています。

第三十七巻(平成13〈2001〉年度)

通巻145号 第37巻 第1号
(2001年6月)

<特集・古代ローマ軍事史研究の最前線>

(巻頭言)「なりそこないの野砲手の弁」 吉村 忠典
特集にあたって 樋脇 博敏
古代ローマにおける戦争と宗教 毛利 晶
ローマの軍隊と軍医制度 小林 雅夫
(研究ノート)ローマ帝国主義研究 --回顧と展望-- 長谷川 岳男
(書評)塩野七生『ローマ人の物語VI パクス・ロマーナ』 米山 宏史
野村實前会長を思う 伊藤 隆
(研究ノート)太平洋戦争末期の戦災処理 古川 由美子
(研究余滴)軍法務の文献に関する問題 北 博昭

通巻146・147合併号
第37巻 第2・3合併号
(2001年10月)

<特集 再考・満州事変>

(巻頭言)
満州事変七〇周年に寄せて 高橋 久志
近代軍事遺産・遺跡の保存 安岡 昭夫
(第一篇 思想的潮流)
「満州事変」の性格 臼井 勝美
満州事変と「八絋一宇」 --石原莞爾を中心に-- 三輪 公忠
満州領有の思想的源流 秦 郁彦
石原莞爾の満州事変 --満州事変のモデルはむしろロシア革命であった-- 野村 乙二朗
石原構想の限界と可能性 荒川 憲一
(第二篇 政治・外交からの視座)
満洲事変直前の日中間の懸案交渉 浜口 裕子
「宥和」の変容  --満州事変時の外務省-- 小池 聖一
一九三二年未発の「満洲PKF」? --リットン報告書にみられる特別憲兵隊構想- 等松 春夫
近代日本の政治過程と「九・一八」事変 LI Shuquan(伊藤信之訳)
九一八事変と中国の政局 ONG Weimu(伊藤信之訳)
九一八事変とワシントン体制の動揺 --日本の東アジアにおける政戦略の変化を中心として-- 熊 沛彪(劉紅訳)
(第三篇 陸海軍の動向)
満州事変における関東軍の固有任務とその解釈・運用問題 白石 博司
海軍の強硬化と満州事変 --昭和八年前後の日本海軍-- 影山 好一郎
<研究ノート>
満洲事変期陸軍の対ソ認識の一面 --真崎甚三郎を中心に-- 白石 仁章
<研究余滴>
熱河・関内作戦雑感 米本 敬一
<史料紹介>
重光駐華公使報告書 服部 龍二
安藤利吉兵務課長「滿洲事變ノ發端ニ就テ」 白石 博司
参謀本部編『満州紀行』 安達 将孝
<書評>
L・ヤング(加藤陽子他訳)『総動員帝国―満洲と戦時帝国主義の文化― 』 高橋 久志
細谷千博、イアン・ニッシュ監修、平間洋一、イアン・ガウ、波多野澄雄編『日英交流史 1600―2000 3 軍事』 中山 隆志
軍事史関係史料館探訪(29)石原莞爾元陸軍中将関連史料館 横山 久幸
(文献目録) 片倉 衷 文書目録

通巻148号 第37巻 第4号
(2002年3月1日)

(巻頭言)アカデミック・フリーダムということ 杉之尾 宜生
忠孝一致における軍隊思想と教育思想--明治末期における中学漢文教材から-- 石毛 慎一
関東大震災における行政戒厳 安江 聖也
西イリアン問題をめぐる日本の対応--KLM機による兵員輸送問題を中心に-- 池田 直隆
(研究ノート)北朝鮮兵器廠の発展--平壌兵器兵器製造所から第六五工場へ-- 木村 光彦、安部 桂司
(書評)黒沢文貴『大戦間期の日本陸軍』 小林 道彦
(書評)東郷尚武『海江田信義の幕末維新』 亀掛川 博正
安井久善元会長を悼む 近藤 新治
(史料紹介)「日清戦史第一第二編進達ニ関シ部長会議ニ一言ス」(明治三六年一月起 参謀本部 部長会議録 七月一日) 五十嵐 憲一郎
軍事史関係史料館探訪(30)ベルリンのふたつの歴史記念館 原 信芳

在庫のある号につきましては、出版元の錦正社で購入できます。以下のホームページで在庫をご確認の上、錦正社に直接お申し込み下さい。
<https://kinseisha.jp/mhsj>

機関誌『軍事史学』

軍事史学会事務局 TEL 03-5261-2891 受付時間 9:00~17:00 [土・日・祝日除く]

機関誌『軍事史学』

  • twitter
PAGETOP
Copyright © 軍事史学会 All Rights Reserved.
Powered by WordPress & BizVektor Theme by Vektor,Inc. technology.