通巻165号 第42巻 第1号
(2006年6月)
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<特集・幕末維新軍制史>
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(巻頭言)「維新期の兵制」 |
鈴木 淳 |
維新建軍期における「兵式」問題 |
淺川 道夫 |
大村益次郎の建軍思想--「一新之名義」と仏式兵制との関連を中心に-- |
竹本 知行 |
丹波山国隊の兵式と編成 |
前原 康貴 |
(研究ノート)房総諸藩の兵制改革--幕末・明治初期を中心に-- |
山本 哲也 |
(研究ノート)山県有朋の「利益線」概念--その源泉と必然性-- |
村中 朋之 |
(研究ノート)一九二九年中ソ紛争の「衝撃」--満州事変直前期における日本陸軍のソ連軍認識-- |
種稲 秀司 |
(書評)野邑理栄子『陸軍幼年学校体制の研究--エリート養成と軍事・教育・政治--』 |
高野 邦夫 |
軍事史関係史料館探訪(41)八甲田山雪中行軍遭難資料館 |
太田 弘毅 |
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通巻166号 第42巻 第2号
(2006年9月)
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(巻頭言)「戦争終結の態様」 |
庄司 潤一郎 |
第二次世界大戦の日本人戦没者像--餓死・海没死をめぐって-- |
秦 郁彦 |
国防軍潔白論の生成--米軍「Historical Division」企画との関連において-- |
守屋 純 |
日清戦争後の清朝海軍の再建と日本の役割 |
馮 青 |
豊臣政権下での兵站整備とその限界--西欧との比較から-- |
久保田 正志 |
(研究ノート)勝海舟の海軍論形成--建設と費用の循環理論-- |
金澤 裕之 |
(研究ノート)再考・済南事件 |
宮田 昌明 |
(研究余滴)日露戦争と戦場の諜報戦--「発信原稿 満洲軍参謀部諜報部」の再発見-- |
長谷川 怜 |
(書評)小池聖一『満州事変と対中国政策』 |
佐藤 元英 |
(書評)中島信吾『戦後日本の防衛政策--「吉田路線」をめぐる政治・外交・軍事--』 |
植村 秀樹 |
軍事史関係史料館探訪(42)フランス国防省歴史文書館 |
濱口 學 |
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通巻167・168合併号
第42巻 第3・4合併号
(2007年3月)
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<特集・PKOの史的検証>
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序 |
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PKO―歴史研究の「新領域」― |
高橋久志 |
巻頭言 |
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PKOの史的検証 |
五百旗頭眞 |
『PKOの史的検証』刊行によせて |
明石康 |
PKO十五年に思う ―今後の国際平和協力活動のために克服すべき課題について― |
西元徹也 |
特別寄稿 |
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冷戦終結前後の国連平和維持活動の展開 ―私的な回想― |
サー・マラック・グールディング
(等松春夫訳) |
第一篇 国際政治とPKO |
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PKOの起源:國際聯盟レティシア委員会 (一九三三~三四年) |
臼杵英一 |
イギリス・コモンウェルス関係とPKOの成立と変容 ―パレスティナ・カシミールからコソボ・東ティモールまで― |
小川浩之 |
〈研究ノート〉コンゴ国連軍の影 ―ハマーショルドの死因についての一仮説― |
三須拓也 |
〈PKO経験者の証言①〉現代 国連PKOの設立・運営をめぐる政治力学 ―ハイチPKO(MINUSTAH)を一例に― |
須田道夫 |
第二篇 日本とPKO |
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池田・佐藤政権期の「国際的平和維持活動」参加問題 ―コンゴー動乱・マレイシア紛争と自衛隊派遣の検討― |
入江寿大 |
カンボジアPKOと日本 ―「平和の定着」政策の原型― |
村上友章 |
〈PKO経験者の証言②〉現場の誇り ―UNTAC派遣自衛隊指揮官の回想― |
渡邊隆 |
〈PKO経験者の証言③〉カンボジアPKOと広報活動 |
太田清彦 |
〈PKO経験者の証言④〉防衛駐在官からみた中東と自衛隊 |
小嶋信義 |
第三篇 理論と法 |
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平和の維持から支援へ ―ドクトリンから見た平和支援活動の生成と制度化― |
青井千由紀 |
〈PKO経験者の証言⑤〉海上自衛隊が参加した国際平和協力の法解釈 |
児島健介 |
平和維持軍と国際刑事法 ―連合王国陸軍軍法会議の事例を踏まえた比較法的考察― |
幡新大実 |
PKOの任務拡大と正統性確保 ―領域管理を題材とした問題提起― |
山田哲也 |
第四篇 現在から未来へ |
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冷戦後における国連平和維持活動の変容とその改革問題 |
斎藤直樹 |
〈PKO経験者の証言⑥〉ゴラン高原からイラクへ ―一自衛隊指揮官の中東経験― |
佐藤正久 |
〈PKO経験者の証言⑦〉東ティモールにおける自衛隊の活動 |
川又弘道 |
ソマリア紛争における国連の紛争対応の「教訓」 |
井上実佳 |