通巻233号 第59巻 第1号
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特集 青年将校運動 |
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《巻頭言》「昭和の青年将校運動」〔秦 郁彦〕 《特別寄稿》二・二六事件研究の課題〔筒井清忠〕 大岸頼好と国家改造運動〔福家崇洋〕 五・一五事件の論理と心理―海軍青年将校たちの視点から―〔小山俊樹〕 自立をめぐる皇道派と青年将校運動―思想における機能性に注目して―〔山口一樹〕 平泉澄と軍隊〔若井敏明〕 フランス植民地征服戦争再考―アルジェリア征服戦争からクリミア戦争までのズアーヴ兵―〔西願広望〕 ソ連の対日情勢認識と戦争準備:一九四二~一九四三年〔河西陽平〕 《研究ノート》東京裁判における嶋田繁太郎の国家弁護論〔佐藤康人〕 《書評》小磯隆広『日本海軍と東アジア国際政治―中国をめぐる対英米政策と戦略―』〔坂口太助〕 《書評》アンドリュー・J・ロッター著、川口悠子・繁沢敦子・藤田怜史訳『原爆の世界史―開発前夜から核兵器の拡散まで―』〔小川健一〕 文献紹介/例会報告 |
通巻234号 第59巻 第2号
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特集 感染症と軍隊 |
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《巻頭言》「自衛隊の新型コロナウイルス対応を振り返って」〔町田一仁〕 帝国陸軍と感染症―大正の流行性感冒対処を中心に―〔齋藤達志〕 明治及び大正期の流行性感冒と日本海軍―「ロシア風邪」及び「スペイン風邪」の感染記録に見出す対策の進化と限界―〔本名龍児〕 《史料紹介》防衛省防衛研究所戦史研究センター史料室所蔵のスペインインフルエンザ(スペイン風邪)関係史料〔齋藤達志〕 イギリスがフォークランド紛争から得た教訓―イギリス政府内での議論を中心に―〔篠﨑正郎〕 帝国日本の対ビルマ・フィリピン同盟政策―同盟による小国支配関係の対外的正当化―〔柴田佳祐〕 《研究ノート》第二次世界大戦期のアメリカ陸軍省首脳陣と陸軍の組織〔駄場裕司〕 《史料紹介》満洲・蒙古・西伯利十万分一図と作戦用五十万分一図の整備〔大堀和利〕 《書評》山口航『冷戦終焉期の日米関係―分化する総合安全保障―』〔池田直隆〕 文献紹介/例会報告 |
通巻235号 第59巻 第3号
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特集 徴募をめぐる諸問題 |
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《巻頭言》「徴兵制の功罪」〔原剛〕 一九七〇年前後の「志願兵制度」の危機に対する陸上自衛隊の対応〔一ノ瀬俊也〕 一九六〇年代後半における自衛官募集と適格者名簿―茨城県を事例に―〔木村美幸〕 第一次世界大戦後の在営期間短縮問題―一年志願兵制の存廃をめぐって―〔笠松敬太〕 総力戦下の海軍兵事行政〔小野功裕〕 大正期前後における帝国陸軍の在営期間短縮問題―戦争形態の変化と国民負担の軽減をめぐって―〔松原治吉郎〕 《特別寄稿》克服されなかった敗北、台無しにされた勝利―国際比較における戦後社会にとっての第一次世界大戦の遺産―〔ヤェルン・レオンハルト(鍋谷郁太郎・梅原秀元訳)〕 《研究ノート》日露戦争後から大正中期における要塞整理の構想―対水上戦の戦術・技術的発達―〔岩村研太郎〕 《史料紹介》「外務関係者トノ打合会摘録」(『A級裁判参考資料 真珠湾攻撃と日米交渉打切り通告との関係』所収)〔佐藤康人〕 《書評》秦郁彦『ウクライナ戦争の軍事分析』〔齋藤達志〕 《軍事史関係レポート》「全志願制50周年記念シンポジウム参加報告」〔河野仁〕 文献紹介/例会報告 |
通巻236号 第59巻 第4号
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特集 沖縄をめぐる軍事史II |
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《巻頭言》「沖縄戦と日本人」〔横山久幸〕 《講演録(基調講演)》沖縄戦における第六十二師団の戦闘〔葛原和三〕 《講演録(特別講演)》沖縄返還と日米関係〔我部政明〕 沖縄戦と終戦への過程―戦争指導における沖縄戦の意味―〔齋藤達志〕 《研究ノート》沖縄戦における日本軍戦死者に関する一考察〔河野美好〕 《研究ノート》本陸軍の動員計画における鉄道輸送の実態―平時における計画と参謀本部第三部の対外関係を中心に―〔南井暉史〕 《戦史史話》西南戦争における海軍の対応―征討総督福岡進出から衝背軍上陸までの状況―〔大井昌靖〕 《書評》岩谷將『盧溝橋事件から日中戦争へ』〔戸部良一〕 《書評》齋藤達志『撤退戦―戦史に学ぶ決断の時機と方策―』〔竹内健一〕 《書評》檜山幸夫『日清戦争の研究(全三巻)』〔菅野直樹〕 《軍事史関係史料館探訪93》公益財団法人沖縄県平和祈念財団戦没者遺骨収集情報センター〔岩下喜博〕 文献紹介・大会報告 |