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第五十六巻(令和2〈2020〉年度)

通巻221号 第56巻 第1号
(2020年6月)

特集 敗戦と占領

《巻頭言》「敗戦のなかの『僥倖』と『勝利』」〔庄司潤一郎〕
日華事変・太平洋戦争の戦費清算〔小野圭司〕
対米開戦通告問題と東京裁判の海軍側弁護団〔佐藤康人〕
旧陸軍の秘密書類管理制度と終戦前後の文書焼却〔長谷川優也〕
《史料紹介》関興吉「初期終戦処理回顧録」〔黒沢文貴〕

《研究ノート》軍艦「筑波」明治海軍初の遠洋練習航海〔大井昌靖〕
《戦跡探訪》スターリングラード攻防戦(後編)〔和泉洋一郎〕
《書評》横地光明著、江口博保編集代表『自衛隊創設の苦悩 その実相と宿痾』〔白石博司〕
《書評》篠崎正郎『引き留められた帝国』〔池田直隆〕
《書評》大木 毅『戦車将軍グデーリアン』〔葛原和三〕
文献紹介

通巻222号 第56巻 第2号
(2020年9月)

特集 十九世紀の内戦

《巻頭言》「革命という内戦、革命という暴力」〔鈴木直志〕
南北戦争期の鉄道・電信利用と近代戦〔布施将夫〕
フランス七月王政期のアルジェリア植民地戦争をめぐる言説〔西願広望〕
十九世紀初頭におけるイギリス陸軍軍人の軍隊経験とキャリア形成〔辻本諭〕
青年トルコ人革命前夜のオスマン陸軍と内戦〔永島育〕
(研究ノート)「兄弟戦争」としての「普墺戦争」〔中島浩貴〕
(研究ノート)西南戦争に於ける海軍士官の陸軍への転任〔大井昌靖〕
《書評》大久保明『大陸関与と離脱の狭間で』〔小川健一〕
《書評》大野哲也『通信の世紀』〔佐藤伊知郎〕
文献紹介

通巻223号 第56巻 第3号
(2020年12月)

特集 維新の戦乱と江戸平定

《巻頭言》「上野の山の軍事史」〔鈴木淳〕
薩摩藩邸焼き討ち事件に関する実証的考察〔町田明広〕
大村益次郎の関東鎮撫策〔竹本知行〕
戊辰・上野戦争の戦史的考察〔淺川道夫〕
(戦史史話)山国隊と上野戦争〔前原康貴〕
(戦跡探訪)上野戦争と彰義隊の戦跡〔淺川道夫〕
明治日本の海岸築城構造物の技術的変遷〔由良富士雄〕
(史料紹介)井上成美元海軍大将の肉声テープ再現〔尾上盛太郎〕
(史料紹介)海軍艦政本部員の昭和十九年〔稲川健太郎〕
《書評》黒沢文貴『歴史に向きあう』〔小菅信子〕
《書評》小林良樹『テロリズムとは何か』〔松原大典〕
軍事史関係レポート「二〇二〇萩世界遺産フォーラムを終えて」〔道迫真吾〕
文献紹介

通巻224号 第56巻 第4号
(2021年3月)

特集 一九二〇年代再考

《巻頭言》「短い一九二〇年代、長い一九二〇年代」〔池田嘉郎〕
第一次世界大戦後ハンガリーにおける暴力と国家〔姉川雄大〕
ジャック・バンヴィルのヴェルサイユ条約批判〔南祐三〕
ドイツ革命期における「武装せる市民」〔今井宏昌〕
空腹の十年〔梅原秀元〕
日露戦争期の報道に見る「軍神」の誕生〔笹本玲央奈〕
(研究ノート)日露戦争前の「揚武艦」輸出をめぐる対韓外交の一側面〔賀申杰〕
(史料紹介)十九世紀末ドイツ・ヴェーゼル留学将校の足跡をたどって〔飯森明子〕
(戦跡探訪)マレー作戦の戦跡探訪(前編)〔和泉洋一郎〕
《書評》小川雄『水軍と海賊の戦国史』〔金澤裕之〕
文献紹介

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