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第四十八巻(平成24〈2012〉年度)

通巻189号 第48巻 第1号
(2012年6月)

特集 災害と軍隊

巻頭言「赤十字の原点」 近衞忠煇
東日本大震災と自衛隊 君塚栄治

日露戦争期に発生した芸予地震と呉海軍病院における救護活動 千田武志
関東大震災における軍事動員と非罹災地の動向 ―新潟県の事例を中心に― 吉田律人
(研究ノート)関東大震災における米国の支援活動の役割と影響 齋藤達志
(研究ノート)昭和期の軍隊による災害・戦災救援活動―衛戍令、戦時警備及び防空法の関係から― 大井昌靖
(研究ノート)愛知県における警防団―愛知県公報にみる昭和戦時期の国民保護組織― 小島郁夫
(史料紹介)大正十二年内田康哉日記 高橋勝浩
(史料紹介)赤十字国際委員会と岩倉使節団との邂逅 黒沢文貴
災害派遣と陸上自衛隊―創隊以来六一年間の人的派遣実績― 和泉洋一郎
(体験者の証言①)阪神・淡路大震災と危機管理 関 芳雄
(体験者の証言②)災害出動に見た陸自の面目 赤間幸夫
(体験者の証言③)有珠山災害派遣―温泉街住民救出作戦― 小松次一
(体験者の証言④)雲仙普賢岳災害派遣 土持秀喜

(研究ノート)日露戦役の戦利品が生んだ洋琴伝説―水戸市大場小学校に伝わる戦利ピアノを中心に― 寺村安道
(書評)佐藤守男『情報戦争と参謀本部―日露戦争と辛亥革命―』 花田智之
(軍事史関係史料館探訪65)トルコ記念館 喜多義人
(軍事史関係史料館探訪66)イスタンブール軍事博物館 池田直隆

通巻190号 第48巻 第2号
(2012年9月)

特集 軍縮・軍備管理

巻頭言「核兵器のない世界を志向する外交政策」 宮川眞喜雄
通常兵器の移転に関する国際規制の歴史と現状―冷戦終結後の進展とその限界― 榎本珠良
一九一九年の対中国武器禁輸協定と兵器同盟策の挫折―競争力の低下と協定順守のジレンマ― 横山久幸
八八艦隊計画と大正期の財政政策―ワシントン会議前の建艦競争の持続可能性― 小野圭司
(研究ノート)軍縮期の兵器生産とワシントン会議に対する海軍の主張―『有終』誌上の論説を例として― 千田武志
史料紹介
建艦状況に関する海軍大学校での稲川技術大佐の講義メモ(昭和十七~十八年) 稲川健太郎

明治後期における内務省の政策論理と兵事行政 伊勢弘志
(研究余滴)珊瑚海海戦における日本側の索敵について―五月七日を中心に― 横谷英暁
(戦跡探訪)トラック島(前編) 和泉洋一郎
(戦史史話)高橋八郎氏戦時回想録 中―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ― 高橋八郎/太田弘毅
(書評)横井勝彦・小野塚知二編著『軍拡と武器移転の世界史―兵器はなぜ容易に広まったのか―』 横山久幸
(書評)荒川憲一『戦時経済体制の構想と展開―日本陸海軍の経済史的分析―』 影山好一郎
(軍事史関係史料館探訪67)ウィーン軍事史博物館 池田直隆

通巻191号 第48巻 第3号
(2012年12月)

特集 軍事をめぐる国際交流

巻頭言「軍事史から見る伊豆」 佐藤三武朗
(特別寄稿)日英戦後和解 一九九四-一九九八年 沼田貞昭
一七世紀における日独軍事交流史の始まり―ハンス・ヴォルフガング・ブラウンの業績を中心に― A・H・バウマン
(研究ノート)シベリア出兵における軍事関係―米国シベリア派遣軍司令官を中心に― 加藤博章
(史料紹介)中山寛六郎関係文書「巡欧日誌」 村中朋之

ソ連軍(ロシア側)史料等からみた張鼓峯事件 笠原孝太
キッチナー改革の意義―第一次世界大戦における英領インドの軍事的貢献をめぐって― 和田応樹
(研究ノート)第二次山東出兵と支那駐屯軍 櫻井良樹
(戦跡探訪)トラック島(後編) 和泉洋一郎
(戦史史話)高橋八郎氏戦時回想録 下―南機関員から新生ビルマ国軍顧問へ― 高橋八郎/太田弘毅
(書評)大野直樹『冷戦下CIAのインテリジェンス』 池田直隆
(書評)馮青『中国海軍と近代日中関係』 相澤淳
(軍事史関係史料館探訪68)江川文庫 淺川道夫

通巻192号 第48巻 第4号
(2013年3月)

特集 近代軍事遺産と史跡

巻頭言「軍事遺産と史跡」 千田 稔
特集にあたって 山近 久美子
特集「近代軍事遺産と史跡」座談会 葛原和三、濵田秀、淺川道夫、齊藤真一、吉田修、白石博司、原剛
幕末の海防遺跡について―上総国竹ヶ岡台場を中心に― 淺川道夫/山本哲也
(研究ノート)東京湾要塞小原台堡塁の建設の経緯とその構造の検証 ―発掘調査を契機として― 濵田 秀
(史料紹介)在郷軍人会都城支部機関誌『高千穂』 竹村茂紀
(史料紹介)南部九州における西南戦争の戦跡調査と文書史料 籾木郁朗
(戦跡探訪)消えた十五糎加農掩体の謎 葛原和三
(戦跡探訪)大湊警備府管区の軍事遺産 飛内 進

明治期日本海軍の課題と高等教育 ―海軍大学校の創設・改革と海軍の知的態度― 北川敬三
(研究ノート)一九三五年華北危機の深化と蔣汪分離への道 平賀 匡
(書評)上杉和央編『軍港都市史研究Ⅱ 景観編』 山近久美子
(書評)阪口修平編著『歴史と軍隊―軍事史の新しい地平―』 原 信芳
(軍事史関係史料館探訪69)ブルガリア国立軍事史博物館・ブルガリア海軍博物館 稲葉千晴

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