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第三十九巻(平成15〈2003〉年度)

通巻153号 第39巻 第1号
(2003年6月1日)

(巻頭言)「戦史史料としての戦争画」 白石 博司
一九四一年二月の極東危機とイギリス情報部 小谷 賢
元治元年の白旗--長州藩による日本初の近代的白旗使用を中心にして-- 高橋 文雄
江戸湾内海の防衛と品川台場 淺川 道夫
(研究ノート)太平洋戦争と物資動員計画 荒川 憲一
(書評)家近良樹『孝明天皇と「一会桑」--幕末・維新の新視点--』 亀掛川 博正
(書評)カール=ハインツ・フリーザー著/大木毅、安藤公一訳『電撃戦という幻 上・下』 守屋 純
(書評)野村實『日本海軍の歴史』 樋口 秀実
(書評)樋口秀実『日本海軍から見た日中関係史研究』 平間 洋一
軍事史関係史料館探訪(35)国立公文書館アジア歴史資料センター 牟田 昌平

通巻154号 第39巻 第2号
(2003年9月1日)

<特集・日本国土防衛史>

(巻頭言)「軍事関係遺跡を保存しよう」 原 剛
東京湾第三海堡の建設経緯について 原 剛
藩政末期の加賀藩による農兵徴募--越中領内での実態調査-- 明神 博幸
(研究ノート)戊辰戦争と横須賀製鉄所 亀掛川 博正
(研究ノート)計画された軍事都市--「軍都相模原」の街路計画を中心に-- 浜田 弘明
(書評) 松村正義『新版 国際交流史 近現代日本の広報文化外交と民間交流』 吉村 道男
(書評) 日暮吉延『東京裁判の国際関係--国際政治における権力と規範--』 戸部 良一
(書評) 相澤淳『海軍の選択--再考真珠湾への道--』 影山 好一郎
(史料紹介)浦賀奉行所の「郷兵」に関する史料 山本 詔一、淺川 道夫
軍事史関係史料館探訪(36)幸州山城・大捷紀年館 太田 秀春

通巻155号 第39巻 第3号
(2003年12月1日)

(巻頭言)「軍事を教えてくれた私の恩師」 保阪 正康
第二次台湾海峡危機(一九五八年)における暗黙の国共合作 廉 徳瑰
イラン危機をめぐるイギリス外交(一九四五~一九四六年)--対ソ政策の変遷と限界-- 岡田 志津枝
(研究ノート)昭和四十年代の北方領土問題--その内政・外交・軍事との連関-- 池田 直隆
(研究ノート)鍋島家所蔵「伊王島・四郎島・神之島矢利絵図」について 糸山 東一
       --伊王島・四郎島・神之島台場洋式砲による長崎港口防禦--
(書評)野口武彦『幕府歩兵隊--幕末を駆けぬけた兵士集団--』 亀掛川 博正
(書評)D・B・クンツ『バターと大砲--米国の冷戦期経済外交--』 深瀬 正富
(戦跡探訪)ディエン・ビエン・フーの戦跡 源田 孝
軍事史関係史料館探訪(37)靖國偕行文庫 大東 信祐

通巻156号 第39巻 第4号
(2004年3月1日)

<特集・自衛隊創設五〇周年>

(巻頭言)「自衛隊創設五〇周年によせて」 平間 洋一
アジア・モデルとしての「吉田ドクトリン」 波多野 澄雄、佐藤 晋
日米英三国間パースペクティブによる海上警備隊創設過程の分析 一九五〇~五一 柴山 太
(戦史史話)創設期の自衛隊と在日米軍事顧問機関 狩野 信行
(戦史史話)“私観淺史”--自衛隊史余話-- 渡壁 正
(史料紹介)所謂服部グループの回想 井本 熊男
(書評)ロバート・D・エルドリッヂ『沖縄問題の起源--戦後日米関係における沖縄 一九四五~一九五一--』 池田 直隆
(書評)佐道明広『戦後日本の防衛と政治』 植村 秀樹
軍事史関係史料館探訪(38)外務省外交史料館(戦後外交記録を中心に) 白石 仁章

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