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第二十三巻(昭和62〈1987〉年度)

通巻89号 第23巻 第1号
(1987年6月)

朝鮮戦争指導をめぐる毛沢東と彭徳懐の政治的確執 平松 茂雄
中国海軍について–劉華清の二論文(一九八四、一九八六年)についての分析– 太田 亮
対華二一ヵ条の要求と海軍 平間 洋一
武器輸出の系譜–第一次世界大戦期の武器輸出(下)– 茶川 哲士
(研究ノート)「勝算」の比較–日露戦争と日米戦争– 相澤 淳
(書評)須藤眞志著『日米開戦外交の研究』 波多野 澄雄

通巻90号 第23巻 第2号
(1987年9月)

(巻頭言)軍事史学の原点 近藤 新治
第二次世界大戦における独ソ単独講和問題 守屋 純
戊辰徴兵大隊 覚書 松島 秀太郎
幕末における伊勢神宮の防衛 原 剛
(研究ノート)ペリー提督の日本遠征について–目的とその背景– 熊谷 光久
(研究ノート)「陸軍パンフレット問題」について–生田論文への疑問– 清家 基良
(戦史史話)海戦に見る「過誤」 吉田 昭彦
(戦史史話)妹が調べた震洋特別攻撃隊員の死 秋吉 美也子
第十二回国際軍事史学会・第一回国際海事史学会(アテネ)印象記 義井 博

通巻91号 第23巻 第3号
(1988年1月)

(巻頭言)戦史の虚と実 小林 康夫
『関城書裏書』に関する一考察 安井 久善
「統帥権独立」理論の軍内での発展経過 前原 透
商館長ドンケル・クルチウスの研究 藤本 宗玲
(研究ノート)軍諸学校入学資格獲得をめぐる私学と官学との抗争 中村 文雄
(史料紹介)エリス事件–日本海軍はエリス少佐を毒殺したか– 平間 洋一
(書評)A・D・クックス著『ノモンハン事件–一九三九年における日ソの対決』 高橋 久志
(書評)小此木政夫・赤木完爾編『冷戦期の国際政治』 村井 友秀

通巻92号 第23巻 第4号
(1988年3月)

(巻頭言)軍事理論の貧困 野村 実
文久及び慶応の軍制改革–中央統一軍化をめざして– 原 剛
平安初期検非違使武力の一考察–衛門府との関連を中心に– 庄司 浩
マレーにおける「Q・S作戦」中止問題 中尾 裕次
武器輸出の系譜–第一次大戦期の武器輸出と帝国議会– 茶川 哲士
(研究ノート)第二次大戦におけるT字戦法 吉田 昭彦
(特別寄稿)リュシコフ保安委員の亡命–リュシコフの越境・スターリン大粛清・張鼓峰事件– A・D・クックス 小林康夫訳
(史料紹介)海軍大学校「陸海軍人気質ノ相違–主トシテ政治力ノ観察–」 桑田 悦
(提言)戦争変遷史の研究を提唱する 桑田 悦
<私家版情報コーナー(1)>

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