第182回例会は、川田稔氏からご講演を頂きました。ご講演は、日米開戦当時軍務局長であった武藤章(中将 昭和十六年十月)が次期戦争に備え描いていた戦略構想に焦点を当て、主に、国防国家体制、三国同盟の締結、独ソ戦への対応などについて行われました。概要は、『軍事史学』第56巻第1号に例会報告として掲載しています。
例会終了後は、 有栖川宮記念ホール において多くの会員が参加し、懇親会が行なわれました。
- 講師 川田 稔氏(名古屋大学名誉教授)
- 演題 昭和陸軍の構想―武藤章を中心に―
- 日時 令和元年十二月十四日(土)午後三~五時
- 場所 國學院大學渋谷キャンパス