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第95回関西支部例会

  1. 日時:平成24年10月20日(土) 14:00~16:00
  2. 場所:大阪学院大学
  3. 講師: 中村武生(京都女子大学講師) 4.演題:「禁門の変の戦争過程-近世都市惣構の実態解明のために-」

常識とは異なり日本の近世都市は土塁・堀などの施設=惣構(そうがまえ)で取り囲まれていた。京都もその一例であり、惣構は江戸時代を通じて維持管理され、1889(明治22)年仮製の2万分の1地形図に、ほぼその痕跡を見ることができる。
この日の報告は、禁門の変を事例として、惣構の軍事施設としての側面が検討された。だが、このとき惣構は防衛線として利用されなかった。全長23キロメートルと兵力に比べて惣構が長すぎたこと。さらに出入り口が70か所以上あり防衛に適切でなかったこと。そもそも京都の場合、都市の区画として作られ、実戦向きには構築されていなかったことがその理由である。最後に、惣構を都市防衛のために利用することが考えられた事例として、姫路、長岡の例が指摘された。

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