第88回関西支部例会 | 活動報告 | 軍事史学会
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第88回関西支部例会

  1. 期日:平成23年1月22日(土) 14:00~17:00
  2. 場所:名城大学MSAT
  3. 講師:松村正義氏(外交史家)
    寺村安道氏(立命館大学ポストドクトラルフェロー)
  4. 演題:(松村氏)「日露戦争と日本在外公館の“外国新聞操縦”」
    :(寺村氏)「日露戦争と戦利・捕獲「洋琴」—日露戦争期における戦利品に対する一考察」

極寒の中、名古屋駅前の名城大学サテライト教室で研究会が開催された(参加者16名)。
松村報告は、最近公刊したばかりの著書『日露戦争と日本在外公館の“外国新聞操縦”』(成文社)に基づくもの。
日露戦争において、明治政府首脳は、日露戦争を世界大戦化させないための世論づくりを重視した。すなわち当時54存在した在外公館は、「外国新聞操縦」という広報外交の活動を地球規模で展開した。政府関係者や新聞雑誌などのジャーナリズムや知識人などを通して一般人へ向け黄禍論反駁のための納得のできる情報を提供した。これは現在でいうパブリックディプロマシーであるという趣旨であった。
他方寺村報告は、日露戦争の戦利品・捕獲品の中で、ひときわ異彩を放ち、今日全国各地に伝説を残す「洋琴(ピアノ)」の考察がおこなわれた。いわゆる「ステッセルのピアノ」である。その中でも本校報告では、茨城県水戸市大場小学校に保管されているピアノ(グロトリアン・スタインウィッヒ社製、1886年製造、製造番号6207)が特に取り上げられて、その由来が、堅実な史料操作に基づいて、考察された。

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