第92回関西支部例会 | 活動報告 | 軍事史学会
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第92回関西支部例会

  1. 日時:平成24年1月21日(土) 14:00~17:00
  2. 場所:名城大学名駅サテライト(MSAT)
  3. 講師:李 洪錫氏(延辺大学歴史系副教授)
    三好 章氏(愛知大学現代中国学部教授)
  4. 演題:(李氏)関東軍憲兵隊と在満領事館警察機構の関係‐「間島」を中心にして
    :(三好氏)汪政権の清郷工作

李洪錫氏からは、関東憲兵隊と領事館警察機構に関する両者の関係に関する報告がおこなわれた。とりわけ、満州国成立後の前者が後者を区処するプロセスが論じられた。さらに逆にまた領事館警察の関東憲兵隊に対する協力について論じられた。総じてこの協力が、東北地方における抗日パルチザンに対して有効であったことが実証的に論じられるなど骨太の報告であった。
他方、三好章氏からは、汪兆銘政権の清郷工作について報告があった。清郷工作とは、華中における治安政策である。その背景には、汪政府の支配する地域は、日本軍の直接援護を受けた南京などの都市に限られていたということである。1941年7月から第一次清郷工作は開始される。対象地域は、滬寧線以北長江以南の面積は1800キロ平方メートル。軍事行動は日本軍、汪政権は、治安確保後の政治経済工作をおこなった。
少なくとも当初は清郷工作は効果を持ち、新四軍では清郷工作の深刻な影響を率直に認めていることが指摘された。だが、清郷工作は、1943年以降未完に終わった。その一因には、第二次世界大戦欧州戦線における枢軸側の状況悪化があると指摘された。

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